• 操体法はからだの声に耳を傾けて、自力自療を誘導する安全な療法です

    ◆2019年春季東京操体フォーラム開催要項

    今回のテーマは2018年秋に引き続き「身体芸術と操体」です。 あらゆる芸術活動は「身体論」に行き着くと言われています。 秋のフォーラムは、ケアやパフォーマンス向上のみならず、様々な方向から「身体論・身体芸術」、そして実際に活かす方法をご紹介したいと思っております。 東京操体フォーラム理事長、三浦寛(操体臨床歴52年)の元には、以前からあらゆる分野の芸術家が操体を受けに来ています。音楽家、スポーツ選手、落語家、小説家など、型を重んじるとともに、クリエイティビティも必要な方々です。 それは何故でしょう。 身体芸術という面から操体をみると

     

    「他力的な力を与えるわけではないので、アーティストの個性を侵害しない」 

    原始感覚(快か不快かききわける力)が養われる、あるいはよみがえるので、インスピレーションが冴えわたるようになる」 

    「禁止事項がないので、柔軟な発想を妨げない」 ということがあげられます。

    痛みをとったり、愁訴の改善だけの「痛み取り」のやり方とは、一歩違ったアプローチが可能なのが、操体です。

    さらに、セラピスト、治療家の中には、あやまったからだの使い方、動かし方によって自身も体にトラブルを抱えていることがあります。 操体は「操者自身がからだをこわさない」というのが基本です。 なお、今回は改めて「用語解説」と「操体概論」の実技を入れました。 皆様のご参加をお待ちしております。(東京操体フォーラム 畠山裕美)

    参加資格

    • 操体に興味がある方
    • 体をこわしたくない治療家、臨床家、セラピストの方
    • ご自身のパフォーマンスの向上を望んでいるアーティストの方
    • きもちのよさで良くなるというのはどういうことか知りたい方
    • 三浦寛の最新理論(第五分析)について知りたい方

    日時:2019年4月29日(月)
    時間:9時45分開場 10時00分〜18時15分
    会場:ルーテル市ヶ谷センター会議室
    東京都新宿区市谷砂土原町1-1  http://www.l-i-c.com/

    参加費用 10,000円(事前申込みのみ。当日受付は致しません)

    ★申込み締め切り 4月25日(木)

     

    お申込フォーム

    注意事項
    ビデオ、カメラ、携帯電話等の写真・動画撮影はご遠慮願います。
    昼食は各自でご用意下さい(近場にコンビニ、 レストランがございます)
    昼休憩時間は、実行委員打ち合わせのため、会場を一旦締め切ります。
    13時に再度開場致します。
    昼休憩後、記念撮影を行いますので13時05分に会場にお戻り下さい。

    主催:東京操体フォーラム実行委員会、操体法東京研究会
    協力:一般社団法人日本操体指導者協会

     

    ○お問い合わせ先

    forum@tokyo-sotai.com
    東京操体フォーラム事務局 https://www.tokyo-sotai.com/

    発表者よりひとこと(発表詳細はこちらをご覧下さい)

     

    プログラム(予定)
    09時45分 開場

    10時-10時15分 開会挨拶と注意事項 (三浦寛幸、瀧澤一寛)

    10時15分-11時15分

     

    ◆ 用語解説 
    友松誠(東京操体フォーラム実行委員 巧者組)、香(タスクフォース)、フォーラム実行委員、三浦寛(東京操体フォーラム 理事長)

    11時15分-11時30分 休憩

    11時30分-12時30分 畠山裕美(東京操体フォーラム 理事 )三浦寛 他実行委員

    ◆ 操体概論(実技)

    12時30分-13時15分昼休憩(13時05分から記念撮影)

    13時15分-14時15分 寺本雅一(東京操体フォーラム タスクフォース)

    ◆「吸気と巡る発声の旅」

    14:15-14:30 休憩

    14時30分-16時

     

    ◆合同研究発表 般若身経
    岡村郁生(東京操体フォーラム 賢者組 操快堂)
    三浦寛幸(東京操体フォーラム 実行委員長)
    瀧澤一寛(東京操体フォーラム 副実行委員長 てまり堂)

    16時-16時15分 休憩

    16時15分-17時15分 半蔵(東京操体フォーラム 賢者組)

    ◆ 身体芸術と操体

    17時15分-18時15分 日下和夫(東京操体フォーラム 賢者組 北六甲操体院)

     

    ◆2018年秋季東京操体フォーラムは11月23日(金)に開催致します。

    ○ 会場はルーテル市ヶ谷センター。

    ○ テーマは「身体芸術と操体」の予定です。

     

     

     

     

     

     

     

     

    2018年11月23日開催の東京操体フォーラム発表者からの「ひとこと」です。

    三浦寛(東京操体フォーラム 理事長 人体構造運動力学研究所

    【身体芸術と操体】

    人間とういうものは、大人になるほど感覚を無視してしまう。
    失われた感覚を復活させるのが、身体芸術だ。
    この身体芸術は、魂の躍動、つまり全身体性である。
    つまり、思考では表現できないものである。

     

    石田哲也(東京操体フォーラム実行委員 巧者組)

    【身体芸術として操体の出会い】

    私が初めてそれが操体だと知った時、それはアートだった。
    私が最初に出会った操体はただ触れるだけ。
    そんなことでからだ状態が改善すると普通の人は思うだろうか?
    しかし悲しいかな、嬉しいかな結果が出てしまった。
    当日は操体との出会いについてお話ししたいと思います。

     

    三浦寛幸(東京操体フォーラム 実行委員長 タスクフォース)

    【「美」から「動」を捉えていく】

    長年、人々を惹きつけてきた美しいと評されてきたものには必ず「動き」が関与し様々な形で表現されてきた。

    絵画、彫刻、芸能、スポーツ。

    いかなるジャンルにおいても人々は感覚を通してからだを使い美しさを表現してきたが、その美しさには決まった法則がある。

    その法則を今回はアスリートのからだの使い方、動かし方から紐解いていきたい。

     

    香(こう)(東京操体フォーラム実行委員 タスクフォース)

    【美】
    からだをみる方法は、問診・視診・触診・聴診・打診などが一般的です。
    操体法では、からだを動かしてみる動診(どうしん)という方法があります。
    「からだからのメッセージを動診で受け取る」身体が導く世界にご案内いたします。

     

    寺本雅一(東京操体フォーラム実行委員 タスクフォース)

    発声」という動きについて考える】

    名著「快からのメッセージ」のある頁に、『発声も動きであり、連動し快に継がる』と書かれている。初めてこの一文に触れたときから、この問い掛けの中には臨床の可能性がぎっしりつまっているような、予感を抱き続けてきた。演奏活動を通して「発声」という営みについて模索してきた身として、この壮大なテーマに、微力ながらまずは半歩でも臨んでみたい。

     

    瀧澤一寛(東京操体フォーラム副実行委員長 タスクフォース てまり堂)

    【身体運動から身体芸術へ】

    操体には、「からだがききわける感覚によってからだは変化する」という世界観があります。一人で行うセルフケアにせよ、操者が関与する臨床にせよ、そこでは操者と被検者、また両者のからだが「感覚」を通して互いにひびき合いながら、「操体的なからだ」へと変化していきます。健康維持増進に欠かせない「操体的なからだ」がどのように生み出されていくのか、そのプロセスに迫ってみたいと思います。

     

    岡村郁生(東京操体フォーラム 賢人組 操快堂)

    【生きるために死ぬ】

    肉体に美しさを見出す意味とはなんだろう・・・。
    男性である、女性である、ということはどういうことなのだろうか。

    人種や年齢を推測するのに必要なのは、皮膚である。
    からだを包み保護する覆いと、繊維製の付属(髪と爪)さえあれば、
    お互いに求めるなら私たちは欲求の対象とみなすことができる。

    そこにあり、目に見える表皮細胞はすべて死んでいるのに、
    生きているとみなし、その存在を私たちは認識している。

    古今東西、美の対象とされてきた本質へ問いかけてみたい。

     

    畠山裕美(東京操体フォーラム 理事・事務局  TEI-ZAN操体医科学研究所

    【スペインのセミナーレポートと、操体の作法と仏教の作法について】

    10月18日から21日まで、スペインのマドリードにて操体のセミナーを開催予定である。
    前半はマドリードのセミナーをレポートする。
    後半は「操体的なからだの使い方、動かし方の作法と仏教の作法」。
    昨年四月から今年の三月まで、東京国際仏教塾で、前期に仏教全般、後期に専門クラスで曹洞宗の寺院での修行に参加した。その体験を踏まえて、操体の作法を考察してみたい。

     

    半蔵(東京操体フォーラム 実行委員 賢人組)

    「人間の表現には、大別して3つあるという。言語表現、美術表現、音楽表現であり、それぞれの分野に芸術作品を残して来た。それらは、形を有する。
    それとは別枠で身体表現というものがある。これは無形である。空間の中に消え去る。
    操体は、身体表現そのものが臨床となっている芸術である。
    身体芸術の観点から、時間の許すかぎり「操体」を論じてみたい。」